【回想記2】(国毎の違い編1)2009ビリヤード世界選手権チャレンジ

今回は引き続きまして、「2009ビリヤード男子世界選手権」

チャレンジの「回想記2」です。

以下の写真はSTAGE1会場であるスターペーパービリヤードセンター内です。

<会場風景1>
STAGE1会場風景

<会場風景2>
STAGE1会場風景2

<STAGE1ではトライアングルラックは「Delta Elite」を採用していました>
※コレ、、、超お気に入りで個人的に欲しいくらい!?、なはは。
DELTA Eliteラック


そして5日間に渡る2009ビリヤード男子世界選手権


STAGE1の結果ですが、、、非常に残念ながら今年の


日本人選手の通過は古田和男師匠(台湾在住日本国籍)


以外、果たせませんでした。



でも、今回参戦された日本人選手の皆様方、


勇気あるチャレンジャーです。


本当にお疲れ様でした!


更なる将来のご活躍期待しております!



そして、今年の世界選手権STAGE1の総合ですが、、、


「過去最高に厳しい(ハイ)レベル」だったのでは、という印象です。




~以下はこのことについてチョット熱く!?語ってみます。




今年の世界選手権STAGE1が非常に厳しいモノ(ハイレベルの)


となった要因。。。


いきなり結論から行きますが、フィリピン選手達、、、


更に輪をかけてムチャクチャ強くなっています。




といいますか、「層」がとてつもなく厚くなっています。




今年の「2009男子ビリヤード世界選手権」、、、その開催国


であるフィリピンからは、約30~40人のSTAGE1参戦が


ありましたが、チョット異常なくらいレベルが高かったです。




ハッキリ言いまして・・・




私、、、台湾のビリヤードスタイルが好きで台湾に移り住みましたが、


その台湾スタイル、、、もう厳しい所(変化が必要)に来ているかもです。



そのくらいフィリピンのレベルはキツイです。



その1番の要素は、、、

・・・

・・・

・・・


「ブレイク」です。


大部分のフィリピン選手がハンパ無くキツイです。




近年の「ジェフリー・デルーナ(※)」の登場以降、、、

あれが基準になっては本当にキツイですが、

フィリピン選手のブレイク、、、、相当なものが。



<参考>※「ジェフリー・デルーナのブレイク動画you tube」
 (動画再生の50秒位のところ、スゴイ勢いで飛び上がっていますね!)
 




フィリピン選手のブレイク時のけたたましいほどの爆音と

強烈なブレイク後の的球の走り具合。



もう、、、これは試合のテーブル毎に見られる


「フィリピン」と「他国(一部の選手を除く)」との


ブレイクレベルの違いに悲しくなるほど!?の差


がある感じがします。



ちょっと大げさかもしれませんが、、、もう、、、

台湾選手のブレイクですらソフトブレイクチックに感じる程です。



まずはココの部分から、とてつもない差がついているかもしれません。




そして2番目。


やはりといいますか、、、「メンタル」。



彼ら、、、ギャンブル(日頃からの勝負撞き)で生きて

いるのか、ハンパ無い「ハングリーさ」があります。



でも、こればかりは国が違えば文化や生活習慣等が

違うわけですので、日本に当てはめるのは難しい

部分もあるかもですが。




ある程度裕福で先進国の1つだと思われる日本。

今日のギャンブル!?で負けたら明日から食って

いけない状態とか、そこまでのモノはなかなか。

(一時的なものでなく、それを長年・・・)



また、人種的なものなのかどうなのか、フィリピンの方達の

性格、、、根が「陽気」で、「純粋」な感覚が強い印象があります。



例えば、、、眉毛をひそめてストロークが「あーでもない、


こーでもない」みたいなイメージ、、、あまり湧きません。




これはもはや、「ビリヤード」という範疇の話だけでなく、

普段の生活を含めフィリピン自体、、、「生き抜く力の強さ」

に加え「純粋なフィーリング」がうまく「MIX」されている

とでもいいますか、「ハングリー精神」が整う環境が

大きく違うことも要因の1つかもです。


・・・


・・・


・・・


そして話は少し変わりますが。


今年の世界選手権参戦でビリヤードにおける、


「フィリピンスタイル」と「台湾スタイル」で特に


強く差を感じたことがあります。



★「ビリヤードはシステマチックでは最強にはなれないかも!?」、


★「システマチックは逆に壁を作る!?」です。


・・・


・・・


・・・


「台湾」と「フィリピン」は「ビリヤード世界強国」の1つということで、

話の引きあいによく出てきます!?が、自分の中のイメージ

として今回の参戦を通じて、こんな風に感じました。



【台湾】=「システマチックなビリヤード」

【フィリピン】=「感性のビリヤード」
         (「生き抜く力」として身に付いたビリヤード技術)




台湾は、、、この「システマチック」からウージャーチン(16歳)

の様な世界チャンプが生まれましたが、以降は世界戦での

ビッグタイトルって意外と聞かないですよね。


そこからの「壁」が破れていないといいますか、台湾は今、、、


新しい進化を求められているのかもしれません。




それはひょっとして。。。


「感性的」な部分で大きくフィリピンと差があるのかもしれません。




「ビリヤードって」・・・



やはり「感性的」な部分はとても大きな要素の1つです。


「フィリピン」はその部分が熟成されているのかなー。




ちなみに今年は世界選手権のエントリーフィーが安くなったことも

影響してなのか、地元フィリピンの10代(少年・子供)がスゴイ

勢いで出てきました。



その少年達のプレイを見て、、、大きなカルチャーショック

の様なものを受けました。



台湾では、いわゆるアマトップツアーに「青英会ツアー」が

ありますが、最近はレベルがひどく下がっていて、台湾の

BBS(※)上なども含めて懸念の声が上がっています。

(※「撞球王国台湾を取り返せるのか」、「次世代への心配」、

「レベル低下」等)



各国の「次世代プレイヤー」の動向、、、気になる所ではあります。



そんなこんなで、、、もしかしたら「台湾」は相当気を引き締めて

いかないと将来、中長期的に見て「フィリピン」と大きく差が付いて

しまうかも!?




しかし、、、台湾の現状(景気)から、、、なんとも難しいところ

(次世代プレイヤーが育つ環境など)ではありますが。

(その「景気」についてですが、先日の新聞でコチラでは来月の

12月だけで2万人の失業者が出るなんて報道も出ています。)



あと、台湾が厳しくなってきている他の要因として・・・



この10年位なのでしょうか、、、ビリヤードが強くなってきた

台湾ではありますが、海外の大きな試合等で良い実績を

残した選手が経済的にも成功しているかというと。。。



これは残念ではありますが、選手の現状は。。。



大きな試合で獲得した時の賞金などで自分のお店を開くか、

どこかのビリヤード場に勤めるか、空前の大ブームが来つつ

ある!?中国にビリヤードのコーチとして招かれるか、

といった内情(就職先とでもいいましょうか)があります。



そうなると、「ビリヤードで人生として成功するのはチョット

限界が見え始めて・・・」の様な。。。



ハッキリ言いますと、、、「その現実に気づき始めた」とでも

言いましょうか。



「ビリヤードの世界でここまで上り詰めても!?、、、

それでも、、、ココまでか・・・」みたいな。




この点に関してはある意味で、日本の方が先に(「20年位

前!?のビリヤードブームでプールバー乱立」→「その後、淘汰」

→「現状に落ち着く」)把握!?している!?(業界の熟成)


・・・


・・・


・・・


話は変わりまして、以下は目ざましい進歩を遂げつつ

ある「中国」についてです。



今年の世界選手権から、一気に約10名程が送り込まれた中国選手達。



その中国選手達、、、まだ各人毎のレベルのバラツキは多少

あるものの目ざましい進歩を遂げている真っ最中です。




ちなみに現在の中国選手のニューエースとしては

黨金虎(ダン・ジンフー)でしょう。

彼、、、現在真っただ中のSTAGE2では元世界チャンプの

アルカノ(フィリピン)を撃破、その後、台湾のスーパースター

であるヤン様をも撃破。早速の大舞台でもこの活躍ぶりです。

実際、、、黨金虎はSTAGE1上でも、他の選手とはレベルが

一枚も二枚も抜けているという印象でした。




中国の李赫文(リー・ハーウエン)や傅儉波(フー・ジエンボ)

達はいわゆる「海外遠征第一陣世代」とでも言いましょうか。

(台湾で言うならジャオフォンパンあたり!?)


そしてほとんど間髪を置かずに、この、、黨金虎の様なニュースター

(海外遠征第二陣世代!?)がどんどん出始めています。




中国男子はこれからの何年間かで大舞台での勝ち経験を

積み重ねていけば、近々世界チャンプを生みそうですね。

(女子ビリヤード界では既に中国からの世界チャンプもいますしね)




また中国のビリヤード業界ですが、ご存じの通り広大な国で

あるとともに人口も世界最多。



未知数ではありますが、このポケットビリヤードの流行が、

「20年前の日本のブーム」、「10年前の台湾のブーム」、

とは違った流れになることを期待したいところです。




しかし、中国の球屋さんに関しては「上海」ではこのビリヤード

ブームで球屋さんが次々とオープン(上海市内では1週間に

1軒新規オープンとも)し、既に飽和しつつ、、、そしてもう、

淘汰が始まっているそうです。

(ビリヤードブーム、、、やはり歴史は繰り返すのかな・・・)



ということで、長くなってきましたので、また次回の日記に続きまーす。


ちなみに次回は、、、「じゃっ、日本はどうする!?」みたいなことを


個人主観的に考えてみたお話にトライ予定です。


2009.11.29 | | Comments(7) | Trackback(0) | 2009ビリヤード男子世界選手権inフィリピン

コメント

ラッキーさん、

コメントありがとうございます。


そうなのですね、スターペーパーのスタイル、、、

台湾が影響を与えていたとは。


現状のフィリピンJrはかなりキツイですね。

なお、私がStage1で当たったOkampo選手。

今回の世界選手権、結局32入りしていました。(なはは)


次世代プレイヤーの為にもそろそろ打開が必要な日本かも!?です。


2009-12-01 火 23:32:34 | URL | hammer #- [ 編集]

kenken3さん、

コメントありがとうございます。


フィリピンの層の厚さは半端ない状況ですね。


でも、日本のトップクラス選手の実力も

相当なレベルだと思います。


あとは勝ち味(海外戦での勝ち経験)

を知ることなのでしょうか、そんな

気がしています。



近年、海外戦に出ていく日本選手が

増えていると思われますので、

あとは「経験」と「勝ち味」を

コツコツ積んでいけば日本が

ビリヤード強国になれると

信じています。


そうなったら、益々楽しいですね、

ビリヤード!

2009-12-01 火 23:26:28 | URL | hammer #- [ 編集]

フィリピンの関係者の話によると、台湾のシステムに脅威を感じ、スターペーパーのスタイルが出てきたと・・・今夏に比人15歳~23歳(4名)と10ボール8先を10セットしましたが、全敗でした。ブレイク、入れの強さも素晴らしいが、上手さに感心しました。彼らが生れる前から撞いてる自分は、今まで何をしてたのか?日本の改革(大げさかな)が必要。

2009-11-30 月 13:10:23 | URL | ラッキー #- [ 編集]

フィリピン選手のブレイクの強さはその通りだと思います。フィリピンの湿度の高さと、それに伴うラシャの重さも、彼らがハードブレイクを競う要因となっている気もします。

とくにこれから10ボールが主流になると、かつてのハードブレイク合戦が復活するかもしれませんね。またラックの構造上、サイドレールからではなく、正面から強く割れる選手が上位に行く流れになるのでは。

日本選手、ベスト32まで頑張っていたのですが、やはりブレイクに苦しんだ模様です。10ボールの時代に対応して頑張ってほしいですね。

2009-11-30 月 08:00:21 | URL | kenken3 #- [ 編集]

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2009-11-29 日 07:59:40 | | # [ 編集]

上海○○○○さん、

コメントありがとうございます。

中国、今アツイですね。


つくづく思うのですが、ビリヤード

って(に限らず!?)、「その国々

の民族性が反映する!?」とでも

いいましょうか、スタイルが

それぞれにありますよね。

そのことを踏まえて次回の日記に

考えたことを書いてみたいと思って

います。



2009-11-29 日 02:11:08 | URL | hammer #- [ 編集]

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2009-11-29 日 00:59:15 | | # [ 編集]

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台湾のビリヤード(撞球、POOL)スタイルにハマッたHammerの日記。(這個是Hammer的部落格上面還記
載了學中文及生活的許多事)...そして2012年4月以降、中国広東省シンセン市南山区にてHammer Billiard Club本店(深圳汉默台球俱乐部)を、2014年8月に深セン最大級のポケットビリヤード場、Hammer Billiard Club旗艦店を、その後帰国し2016年4月8日より広島ビリヤード&カフェバー胡町電停前店をOPEN!

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